田沢湖の田子姫の伝説

9月 1, 2010 at 4:47 pm | 周辺観光 | No comment

 

現在の秋田県西木村の院内に、『辰子(田子と表記されている文献もあります)たつこ/たっこ』と言う、たいへん美しい娘が住んでいたという。

ある日辰子が川辺へやってくると、水面からたいへん美しい女性がこちらを覗いております。
辰子は、自分の姿ということに気付くまで時間がかかりました。
周りの人々を見ると年老いて、顔にはツヤやハリがなく、皺だらけの老人ばかりでした。
自分自信も年をとれば、あのようになってしまうのかと、嘆き悲しみました。
この美貌を保とうと、観音様へお百度参りを行いました。
満願の日が来たときに、辰子の枕元に、観音様が現われこう言いました。
「北の山を越えたところに泉が湧き出ているので、その水をお飲みなさい。そうすれば願がかないます」

早速翌日、辰子は一緒に山菜を採りに行こうと村の友人と山へと誘いました。本当の目的は、泉を探しに行くためです。仲間たちはそのことを知りません。
辰子は、一人はなれ、山の中へと入っていきます。すると、観音様の御告げのような泉を発見しました。急いで、辰子は、泉を手ですくって水を飲みました。
すると、喉が熱くなりました。喉が乾き、目の前にある泉の水をゴクゴクと飲みました。
辰子に異変が起こりました、気が付くと龍に変身しています。
驚いた辰子は、嵐を呼び雨を塞止め、田沢湖をつくりそこに住みました。

帰りが遅い辰子を心配して、母親が松明を持って探し来ました。
すると、昨日までなかった湖の中から、辰子の声が聞こえてきました。

「お許しください。このような姿に変化してしまい、お母さんと一緒に住むことができません。田沢湖の主として、生活します。そのかわり、この湖に魚でいっぱいにします。その魚を食べて生活してください。」

母親は悲しさのあまり、持っていた松明を湖へと投げました。
すると、松明は不思議なことに、クニマスへと変化しスイスイと泳ぎ始めました。
こうして、辰子は田沢湖の主になり、母親はクニマスを売って生活をしました。

<< Back to Blog Discuss this post

 
No Comments to “田沢湖の田子姫の伝説”
Leave a Comment
  • CAPTCHA


湯の花館 北投石の岩盤浴 癒し宿の旅館 田沢湖高原麓の人工北投石のラジウム泉岩盤浴と人工温泉の宿泊施設

カテゴリー:

アーカイブ: